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2011年8月10日 (水)

住吉ポタリング(3) あべの北畠の迷谷へ

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帝塚山古墳から南海高野線に並行し住吉区を北に向かって走り、南港通りのS字カーブの信号を渡る。そのまま進むと長い下り坂になったので、戻って右に南海線の橋上を渡る。

ちょうど上り電車がやってきた。金網の隙間からパチリ。ここは切れ込んだ谷をさらに鉄道を通すのに掘りこんで、上町台地の自然を生かした立体交差になってます。

参考までに国土地理院の「デジタル標高地図」をみてみましょう。中央左のほう、南海高野線がグサっと北から南に切りこんでいるのがわかります。Osaka_all2

その北側あたり、阿倍野区北畠には深い大きな谷間が西から東に2つも食い込んでいますね。

なので、上町台地の崖が単に西だけでなく、北を向いたり南に切れ込んだり、大阪では珍しいほど複雑な様相になっています。(デジタル標高地図の全体図はコチラ

先日の橋本町は少し北側の松虫通り沿いですが、ここも入り組んだ地形で、微妙な高低があるのが地形図からわかるでしょう^^

高架橋を渡ると、急な階段に出くわしました。たばこ屋さんの前だからでしょうか、「ここでいっぷく」~愛煙家のためのやさしい心遣いがいいですね。この階段が上町崖の最も南の階段にあたるかもしれません。R0014160

北畠にはいると、「阿部野神社」が鎮座まします。北畠の地名の由来となった北畠親房・顕家公親子を祀って地元有志により明治15年に創立されたそうです。足利軍と戦った古戦場だったというのも初めて知りました。R0014161

母に話すと、よーく覚えていて、阿部野神社と阿倍野高女(今の阿倍野高校)は地元のつながりがあり、戦勝祈願(古いな~^^)に学校からよく行ったといいます。

神社の紋は、北畠家の「ささりんどう」、阿倍高も同じだったそうです。神社の西側の大きな階段で記念写真を撮ったとも話してました。なんとも不思議なえにし。。。

結局「あべの迷丘」に戻ってきてしまいました。東や南に向かう長い谷筋に右や左から沢が流れ込むように坂道が枝分かれしています。R0014167

城壁のように壁面がとても高く立派な建物に目を回しそうになりました。R0014155

赤い車が上っていく坂道には名前がつけられていて、「さくら坂」と石碑に刻んであった。この写真の場所、左からもう一本道が合流しています。めくるめく迷宮^^これは「あべの迷谷(めいこく)」ですな・・・R0014163

もうひとつは「みなミ坂」と見える。こんなふうにどの坂道にも名前があってもいいと思いますね。R0014170

もうひとつ。強烈な坂道です。自転車、漕いでは上れなかった。R0014166


最後は坂道のオンパレードになりました。デジタル地形図でもわかったし、実際にポタして実感しましたが、上町台地でも格別に複雑な形状を残しているのが、この「あべの迷丘&迷谷」ではないでしょうか。

住吉界隈のマイブログを思い出しました!住吉大社に近い生根神社の梅見頃の写真です。今回の予兆みたい・・・→ 2008年3月3日

住吉からあべのにかけて、自転車での「さ迷いポタリ旅」、このへんで終わりたいと思います。私自身はいろいろ発見のある楽しいひとときでしたが、皆さんいかがでしたか。結局は6回にわたりお付き合いいただきました。ありがとうございました^^

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東住吉・住吉・あべの界隈」カテゴリの記事

コメント

私は、もちろん行ったことがないところですが、
ポタり旅は、行ったような気分にさせてもらえて、
本当に楽しかったですよ~♪

おだまきさんの目や、知識欲や、感性があったら、
私が住んでいる街も、違ったように見えるし、
違った世界を知ることが出来そうですねぇ

投稿: canae | 2011年8月11日 (木) 12時36分

canaeさん
ちょっと長いシリーズになりましたが、読んでいただきありがとうございます。

少しでも味わっていただけて嬉しい限りですね^^

また京都の街ポタができたら楽しいなと思っています。レンタサイクルも結構増えていて気軽に借りれると聞いてますので・・・

投稿: おだまき | 2011年8月11日 (木) 22時55分

こんにちは、阿倍野の崖を調べていてこちらにたどり着きました。
すごいですね、この豪華な建物群。東京の超高級住宅街といわれてもうなづいてしまいます。
しかし大阪にこんな住宅街があったのですね。
TVなどでは大阪は通天閣や道頓堀界隈しか映らず、大阪といえば酔っぱらいのおっさんに図々しいおばはん、汚く猥雑な下町しかないとのイメージしかありませんでしたが・・・
己の浅学が恥ずかしい限りです。
そしてなぜ大阪の方々は、こういう場所もあることを外へ発信されないのでしょうか?なぜ大阪はあいりん地区が全体にわたっているような誤解を好んでされるような発信をされているのでしょうか。申し訳ありませんが、たぶん日本全国、特に東京に於いての大阪は、あいりん地区と道頓堀と新世界しかイメージはありません、
だから怖い、汚い、行くべき場所ではない、との先入観が刷り込まれているっていう現実を大阪の方はご存じなのでしょうか??
それがひいては大阪から企業本社や人が流出している遠因にもなっているかと思います。他人事ながら本当に残念な気がします。
大阪の方々はもっとこの問題を真剣にとらえられた方がいいのではないでしょうか・・・橋下氏やたかじん氏の番組でも大阪は猥雑だ、図々しい、汚いのオンパレードですから。
老婆心ながらあまりの大阪に対する誤解の多さを知り、書き込ませていただきました。大阪の良さがもっと全国に知られますよう願っております。


投稿: ハマっ子 | 2012年4月10日 (火) 10時09分

ハマっ子さん
よくぞ当ブログに辿りついていただきまして誠にありがとうございます。

それも「阿倍野の崖」を調べていただいてとのこと、すごく嬉しく思います。

ご指摘の点、正におっしゃるとおりですよね^^

大阪に住んでいる私どもも、大阪紹介のテレビ放送が判でおしたようにコテコテかつ猥雑のオンパレードなので「そんなんばかりやないよ!」とつぶやいたりしていますが、テレビ局はきっと「これが大阪らしさや!それ以外では視聴率とれんのや~!」ということなんでしょう、おかげで「大阪は怖いとこ」なんて思われるのは残念!テレビ局にモノ申す必要がありますね!

橋下改革はまだ始まったばかりです。大阪の地盤沈下からなんとか脱したいという大きな狙いがあると伺っています。大阪がコテコテ猥雑だけでない姿に浮上することを願って応援しています^^

また、ささやかではありますが、私のこのブログが大阪の別の側面をお伝えできているのであれば意味のあることかもしれない、とちょっぴり自己満足している次第です。

このような返信しかできませんがお許し下さい。機会があれば一度大阪の崖ツアーにお越し下さいませ^^コメントいただきましてありがとうございました。


投稿: おだまき | 2012年4月10日 (火) 20時00分

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