フジタの猫、船越桂の彫刻そして「里山カフェ」
友人の娘さんのCちゃんから、国立美術館で開催中の「30年分のコレクション展」はいかがですかって届けてくれたので、今日行ってきました。美術館は、地上に科学館があって地下にあります。一番下の地下3階に下りてすぐが近代絵画のコーナーで、セザンヌ、ピカソ、佐伯祐三など、目に馴染んだ作家の絵が並んでいます。今回気に入ったのは、藤田嗣治の「横たわる裸婦(夢)」で、乳白色の絵の具の上に、細い筆で黒い線描のフジタワールドが広がっています。中でも、猫ちゃんがかわいらしく、素晴らしかった。主人公の裸婦も、そばにいる犬も猫もみんな、夢をみているように眠っています。特に猫はニコニコして眠っています。それに尾っぽや毛の一本一本が細かく描かれていて、ちっちゃいのに生き生きしているんです。近づいてじっくり見てしまいました。ほれぼれしてしまいます。この猫ちゃんは間違いなく必見だと思います^^
もうひとつは、船越桂という木彫家の「銀の扉に触れる」という作品です。正装姿の、胴から上の大きな男性像。楠を彫っているそうですが、眼は大理石です。その眼が、どこか遠くを見ているような、でも現実を見据えているような、男性の茫洋とした雰囲気にマッチしていて、ぐるっと一周、じっくり拝見しました。丁寧に作られていますが、ところどころノミの痕が残されていて味わいがあります。この方の作品は、写真が本の表紙に使われていたりして、見たことがあったように記憶しています。
こういう素晴らしい芸術作品は、見る値打ちがありますね。Cちゃん、ありがとう。機会があればまたよろしくね^^
そのあと、地下鉄肥後橋駅を降りたときに見つけておいた「里山カフェ」でランチタイムにしました。レトロな石造りのビルの1階にあり、昔のイメージを大切にしたお店です。滋賀県高島町の「ソルビバ農園」直営で、有機野菜を中心のメニューなので気に入りました。鶏のから揚げランチでしたが、油も人にやさしく、野菜たっぷり、ヘルシーでおいしかったですよ。日曜日のビジネス街なのに、よくぞやっていてくれました。写真では時間が早いのですいていますが、このあと少しして満席になりました。
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