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2006年10月18日 (水)

十津川への旅(2)

Dc101319 朝には、このあたりでは普通の、川を渡る移動手段だった「野猿」という一人乗りのロープウエーみたいなのが、昴にあるので、体験してみました。降りるときはスルスルっと滑っていきますが、帰りは腕を使ってかなり強い力でロープを手繰り寄せて、ちょっと汗をかきました。

玉置神社」という神社があります。ここも昔から聞いていたので、行ってみることにしました。玉置さんという妻の友人や、私の前の会社にいた玉置君もそうですが、和歌山県で玉置といえば、この神社に関係があるというので、気になる存在だったのです。この山域が世界文化遺産に登録されましたが、吉野山から大峰山、玉置山を経て熊野本宮に至る道も、その中のひとつ。大峰奥駆道として有名で、修験道者の修業の道です。

Dc101324_2 神社までは車で急坂を上ります。谷がものすごい下に見えてきます。 写真の、川そばに見える広場は、高校の運動場です。この十津川高校は、幕末のころに「文武館」という藩校のような形で作られた、というのも驚きです。そうそう、十津川の歴史は、さきほどの西村京太郎のミステリーを、帰ってから読みましたが、すごくわかりやすくてよく理解できましたので、おすすめです。

Dc101327 Dc101335 駐車場から歩いて神社に着きました。標高1000mの、うっそうとした森の中に古い社殿が立ち並んでいます。杉の古木も樹齢何千年とのこと。なんとも神々しい神域です。司馬遼太郎の「十津川街道」という文庫本を一夜漬けで読んできたのですが、その中に「玉石社」という、原始宗教の名残ある神社があると書かれていましたので、急坂を上り、お参りに。樹間に小さな白い丸石が積み重ねられ、それが信仰の対象になっている姿に、なんとも言えない感動を覚えました。

すぐ先が玉置山の山頂、というので頑張りました。1,076mの山頂は少し平で、大峰山から続く奥駈道が遠望でき、世界文化遺産に触れた一瞬でした。

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